女性の体調改善Luna Aroma

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*[ホリスティック医学]『インテグラル理論を学ぶ ボディ・スピリット編』2016/2/20 セミナー報告

f:id:Aromahacker:20160222182517j:plain* 『インテグラル理論を学ぶ ボディ・スピリット編』2016/2/20 セミナー報告

とてもホリスティックなインテグラル理論。
ホリスティック医学協会関東フォーラムの企画講座として、今回はボディ・スピリットに焦点をあてた内容で行われました。

講師はインテグラル・ジャパンの鈴木規夫先生とホリスティックヘルス研究所の有本匡男先生です。

ケン・ウィルバーインテグラル理論 ボディ・スピリット編

インテグラル理論では、ボディの3つの側面としてこのように述べています。

①グロスボディ:肉体、物質的、骨、肉、内臓、細胞、血液。覚醒状態、浅い意識、肉体の状態はスティッフ、固い、動きはラフ

②サトルボディ:エネルギー的身体、気、経絡、プラーナ、身体意識、チャクラ...。リラックス状態、深い意識、肉体の状態はフリー、ゆるい、動きはレフ

③コーザルボディ:無限の静けさを湛えた状態、魂、真我、瞑想を通して触れられる身体、熟睡状態、意識は最も深い、肉体の状態は最もゆるい、動きは最もレフ

抽象的概念を理解する能力はIQではなく、身体知が重要

「抽象的概念を理解する能力はIQではなく、身体知が重要だ」というお話にビビビっときました。

人智学で有名なシュタイナーも、「数学(抽象的な思考)が苦手な子は、ダンスを練習すると理解が出来るようになる」と言っていたそうです。

音を聴き、体でリズムをとったり動かしたり様々な体性感覚を鍛えると抽象的思考回路も活性化するのだという。。

また、優れた指揮者がステージに登場しただけで空気を一変させることができることを「場を身体化しているから」と説明していました。

自分の体性感覚のようにオーケストラの奏者や観客の様子も手に取るように把握できる、能力が高い優れたライブパフォーマーは「サトルの芸術である」と言っていたことに、これまたビビビっときました。

頭だけでなく全身で理解したという感覚、腑落ちしたという感じがしました。

インテグラル・ライフ・プラクティスとは

ケンウィルバーは、無意識的(機械的)にするのではなく、意識を向けて、主体的に、り組む意識的・意図的な実践活動を「プラクティス」とし、型を習得し、応用(守破離)できるように自己の可能性を開花するのを直観的に体験することが重要だとしています。


そして「インテグラル・ライフ・プラクティス」とは、たまに思いついた時にするのではなく、継続的、持続的な実践活動だと言っています。

インテグラル・ライフ・プラクティスを通してサトルボディを鍛えるということは、自分のボディ、スピリット、マインド、シャドーを統合することにつながります。


このことを踏まえて私たちが他の人とコミュニケーションをとる時、どうしたら的確に伝わるかを考えてみると。。

・抽象的概念や、心象風景などを明確にできる能力
・それを的確に言語化でき、伝えることができる能力
・そして相手の理解の把握ができる能力

がカギになると思うんですね。まさに頭だけではなく場の雰囲気も読める能力も統合できることが必要なわけで、これがサトルボディと関係しているというわけです。

これが思うようにコントロールできるようになると、ボディ、マインド、スピリットを満たして自分らしい生き方がしやすくなると言えますね。

講座では体を使った瞑想のボディーワークの実習もありました。(私は体調がすぐれず見学に回りましたが)

気を通した動きを日常から実践することで、いつでもどこでも必要不可欠で無駄のない思考、動きができるようになる、まさにホリスティックな生き方ができるようになるということにつながるわけです。


日常的に気を意識した動きをすることで目に見えない微細エネルギーとしての身体(サトルボディ)を鍛えることで、五感や体性感覚を伴う感覚を明確にし、自分の中で統合し的確に言葉にできる能力や、判断力、行動力を高めることができる。

そして「相手の理解の把握ができる能力」も身についてくる。

つまり「自分らしく生きるために必要な能力」はサトルボディを鍛えることで身に付くということが分かり、ホリスティックな認識がより深まった感覚を得ることができました!


次回のインテグラル理論③は3/19(土)に開催されます。
最終回となりますが、とても興味深い内容となっています。

【第3回】インテグラル理論「シャドー・スピリット編」 石川 勇一(相模女子大学教授)・鈴木 規夫

心のなかの暗闇や、意識的に生きられていない心の領域を、ユングはシャドー(影)と呼びました。

私たちが心を平安な状態にしたり、成長させるためには、いかにシャドー(影)に気づき(向き合い)、シャドーを生き(統合し)、シャドーを光に替えていくのか、ということころにかかっています。
 
今回は、シャドーの成り立ちを、初期仏教の教え(ブッダの説法)をもとに理解してみようと思います。ブッダの説法に耳を傾けると、私たちの心の暗闇が、いつ、どのように、どのような内容のものが生起し、どのような結果を呼び寄せるのか、ということを明快に理解することができます。
 
自分のシャドーの働きに気づくためには、知識だけではなく、自らの身体感覚と心の働きへの精妙な観察力が必要です。今回は、いくつかの瞑想を実践しながら、内なるシャドーに気づき、身体で感じ、その変容を体験できるようなワークを行います。
 
スピリットが「清らかな意識」だとすれば、私たちの心をスピリットと疎隔するのは、シャドーです。シャドーが光に満たされれば、私たちは簡単に深い瞑想状態(三昧)に入り、歓喜、楽、軽安が訪れ、智慧を育みます。しかし、一直線にはなかなか行かない場合が多いのです。
その時には、シャドーに気づき、寄り添うことが、一つの方法です。この気づきの瞑想は、生涯(否、死後も、来世も、解脱するまで)役立つものと思います。


詳細・お申込みはこちら
http://www.holistic-medicine.or.jp/seminar/s_office/entry3465.php


女性の体調改善ルナアロマ 美咲




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